スカウトなおじさん、ベーデン-パウエルさん:第1話
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- B-Pは今どこに?
- ベーデン-パウエルさんの近況ですが…。
わからないです(笑)。
天国の様子がわかればいいのですけどね。
そうベーデン-パウエルさんはもう亡くなっているのです。
「一度会ってみたかったなぁ」
そうだね。
僕もベーデン-パウエルを生で見たかった。
ベーデン-パウエル、つまりB-Pが亡くなったのは1941(昭和16)年1月8日。
場所は当時住んでいたアフリカのケニアなんだ。
「B-Pはケニア人なの?」
いいえ。イギリス人だよ。
「なんでケニアにいたの?」
スカウト活動から引退したB-Pは残りの人生をケニアで過ごすことにしたんだ。
「スカウト活動を引退!?『死して後もスカウト』なのに?」
ず・ずいぶんと矢継ぎ早に質問してくるなぁ^_^;A
しかも『永遠のスカウト』の歌詞を引用してくるとは。。
引退してからのB-Pはケニアのニエリという町に移ったんだ。
自宅前から見えるケニア山や野生動物の生態を見たりして余生をのんびりと過ごした。
風邪をきっかけに寝込むようになったB-Pは、奥さんに見取られながら84年近い人生の幕を閉じたんだ。
B-Pの死後発見された文書の中に、スカウトに宛てたものがあるんだ。
長い文章なので最後の方だけ紹介しよう。
『幸福を得る本当の道は、他の人に幸福を分け与えることにある。
この世の中を君が受け継いだ時より、少しでも良くするよう努力し、後の人に残すことができたなら
死ぬ時が来ても、とにかく自分は一生を無駄に過ごさず、最善を尽くしたのだという満足感を持って
幸福に死ぬことができる。
幸福に生き幸福に死ぬために、この考えに従って「そなえよつねに」を忘れず、
大人になっても、いつもスカウトのちかいとおきてを堅く守りたまえ。
神よ、それをしようとする君たちをお守りください。』
「わかんねー(@_@;)」
もう少し大人になって読んでみるといいよ(笑)。
「お墓はイギリスにあるの?」
B-Pの遺言でケニア山の麓にあるよ。
「それにしても引退することないじゃんよぉ(ーー゛)」
あははははは。ずいぶんとご不満のご様子ですな(笑)。
じゃ、B-P引退の話をしよう。
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